一つひとつの現場が
竣工するたびに
やりきった!と思えます

ガス・住宅設備事業部

ガス設備営業所

2012年 入社 H.D

大阪大谷大学 人間社会学部 人間社会学科卒

※所属は取材当時
※名前をイニシャルで表記しています

マンション・商業施設・学校の工事も

現場監督として、マンションや商業施設、介護施設、学校、工場などの新設、既設のガス工事の施工管理をしています。商業施設や学校は配管工事が中心ですが、マンションは床暖房や浴室乾燥などの温水配管の工事が必要になるなど、現場によって工事内容が異なります。こうしたすべての現場で、スマートに対応できる施工管理者になることが私の目標です。

建築工事着工前から関わっていく

施工図面の作成から施工管理・工程管理・安全管理を担うなど、現場監督の守備範囲はとても広いです。マンションであれば、工事着工前から建築の現場監督との打ち合わせや定例会議に参加。私たちがガスの配管工事を行うのは着工後ですが、床暖房が増えるといった情報を事前に収集し、準備をします。そうした情報を集約して私が施工図面を作り、協力会社の職人さんに指示を出して施工。工事が終わればすべて自分の目で確認し、検査までを行います。

自分の打ち合わせや図面が決め手

現場では水道の配管や電気の配線もあり、自分たちが考えるルートでガスの配管工事ができないこともあります。それだけに打ち合わせや施工図面の通りに工事が進み、きれいに現場が収まったときは最高の気分ですね。私の打ち合わせひとつで協力会社さんの仕事の進め方が変わってくるので、職人さんから「しっかり打ち合わせしてくれて助かったわ」と言われると手応えがあります。問題なく現場が竣工し、ゼネコンや事業主の方からお褒めの言葉をいただくこともあり、モチベーショが上がります。「この現場を自分でやりきった」という達成感が竣工ごとにあるのは、現場監督の醍醐味です。

「きんぱいなら安心」の声が励みに

これまでの先輩方の実績のお陰で、ガス工事を始める前から「きんぱいさんなら安心やわ」と建築の現場監督に言われることがよくあります。信頼いただけて、ありがたいです。自分たちもそう言われる仕事をし、後輩に繫いでいこうと思います。
後輩の指導では、言葉遣いやお客さまとの打ち合せの仕方など、社会人としてのあり方に重きを置いています。お付き合いする会社が多く、いろいろな方と現場で一緒になるので、コミュニケーションが最も大事だと思います。私もまだまだ至りませんが、人として成長できる仕事です。

見えないからこそ責任・自覚を持つ

ほとんどのお客さまは、普段ガスのことを意識して生活していらっしゃらないと思います。入社前の私自身もそうでしたが、ガスコンロも給湯器も使えてあたり前。だからこそ、私たちガスのプロは安全第一に工事を行い、ガス機器を使ってくださるお客さまの安心・快適な生活を支える責任を肝に銘じています。エンドユーザーのみなさんと直接関わることはありませんが、インフラを支える専門職として、給湯器の中など見えない部分も丁寧に仕事をしなければならないと考えています。

ある1日のスケジュール

08:20
出社。メールを確認してスケジュールを組み立て、1日をどう動くか決める
09:30
1つめの現場へ向かう。図面を元に現場を確認しながら協力会社と打ち合わせ
12:00
車中で昼食。基本的には愛妻弁当
13:30
別の現場へ向かい、施工状況を確認、ゼネコンなど他の会社との定例会議に出席
17:00
帰社し、メール確認後、事務処理。定例会議での情報を反映して施工図面を作成
19:00
退勤。現場竣工後はできるだけ定時退社。家族との時間を何よりも大切にしている
BEST
SHOT

未来の後輩の
みなさんへメッセージ

ガス工事はライフラインのひとつなので、社会の役に立っていることが分かりやすい仕事です。責任が大きくしんどいこともありますが、それだけに手応えもあり、ひとつの現場が終わった際に感じる達成感は格別です。エネルギーに関する技術革新が進むなか、きんぱいでは若手監督をじっくりと育てる教育制度の導入など、採用・育成に力を入れています。未来のガス工事を共に頑張っていきましょう。